どうも!英会話を愛し、英会話に愛された夫婦の西木家です♪
今回は、動詞の過去形です。
過去形というと、「go→ went →gone」「see→ sow→ seen」など、中学のテスト前に、一生懸命覚えた記憶が、なんとなくあるんじゃないでしょうか?
大人になってしばらく英語から離れてると、「そもそも、それってなんだっけ?」と忘れてしまいますね。
いざ英会話をやろう!と思ったとき、意外と最初につまずくのか『過去形』なんです。
ものすごーく、簡単に説明すると
過去形は過去に起こったことを表すときに使います。
めちゃめちゃ当たり前のことを言っていますが、結構重要なことですよ。
日本語と同じように英語も過去のことを表すときには、その文章の形が決まっています。
文章の形や表現方法について、これから詳しく解説していきますので、是非ご覧ください。
こんにちは、コノイチだよ!このブログでは日常英会話をメインとした、様々な英会話に関する情報を発信しているよ!
日常会話における過去形
初めにお伝えしておきますが、英語は『時間を「動詞の形」で表す』ということをまず覚えてください。
過去の話なら、動詞も過去にしないと、統一感がなくなって、会話がちょっと変になります。
例えば…
I go to Asakusa for sightseeing 2years ago.
2年前に観光で浅草に行く
He eat Sushi with his girlfriend last weekend.
彼は先週末、彼女と寿司を食べる
これは、いちおうは伝わりますが、いかにもカタコトの英語です。
日本語におきかえてもわかるように、聞くのもちょっとストレスを感じて、話が続きません。
I went to Asakusa for sightseeing 2years ago.
2年前に観光で浅草に行った
He ate Sushi with his girlfriend last weekend.
彼は先週末、彼女と寿司を食べた
と、過去形にするだけで、文章がまとまりました。
「おいしいもの食べた?」とか「彼女って誰!?」と、話が続きそうですね。
そんな続く会話のために、基本をおさえましょう。
文章の構成
過去形主語 + 動詞の過去形
基本的な構成は、主語の後に動詞が過去形になって続きます。
動詞の過去形には大きく分けて、2つ種類があります。
「be動詞」と「一般動詞」です。
では、くわしく説明していきましょう。
過去形の用法 その1
be動詞の過去形
「be動詞」の過去形はとてもシンプルです。
これだけです。簡単ですね!
【現在形】
I am in the room. 私は部屋にいる
You are in in the room. あなたは部屋にいる
↓
【過去形】
I was in the room. 私は部屋にいた
You were in in the room. あなたは部屋にいた
「be動詞」は存在をあらわす言葉なので過去形にすることで、過去の話になります。
これが、過去形になっていないと…
I am born in Osaka in 1990.
私は1990年に大阪で生まれる。
と、トンチンカンなことになります。
正解は、
I was born in Osaka.
私は1990年大阪で生まれた。
ですね。
過去形の用法 その2
次に「一般動詞」の過去形です。
「一般動詞」の過去形は、2つのカテゴリーに分けられます。
「動詞に『ーed』を付けて変わるもの」→ 【規則変化】
「形がまったく変わるもの」 → 【不規則変化】
みなさんが過去形で混乱するのは、ここではないでしょうか?
でも落ち着いて、整理していけば大丈夫です!
一般動詞の過去形 〜規則変化〜
まずは「規則変化」です。
規則変化は、一般動詞に『−ed』をつけるだけです。
I play the piano. → I played the piano.
私はピアノを弾く 私はピアノを弾いた
He wathch the Youtube all day. → He watched the Youtube all day.
彼は一日中ユーチューブを観る 彼は一日中ユーチューブを観た
シンプルに『−ed』をつけるだけですが、ときどき例外で動詞の終わり方で
ちょっとアレンジが必要なものもあります。
慣れてきたら、こちらも覚えてみましょう。
その他の規則変化
〔その1〕動詞が「e」で終わる時は「d」だけつける
I live in Okinawa. → I lived in Okinawa.
私は沖縄に住む 私は沖縄に住んだ
〔その2〕動詞の原形のさいごが「子音+y」のときは「ied」
We cry goodbye. → We cried goodbye.
私たちは別れを泣く 私たちは別れに泣いた
〔その3〕動詞のさいごが「母音+子音」は「最後の文字+ed」
He stop suddenly. → He stopped suddenly.
彼は急に止まる 彼は急に止まった
細かいものは他にありますが、後からでも大丈夫です。
一般動詞の過去形 〜不規則変化〜
不規則変化の動詞は、規則動詞のように言葉を付属するのではなく、
原型と形がまったく変わります。
I forget my wallet. → I forgot my wallet.
私は財布を忘れる 私は財布を忘れた
They drink a lot at home. → They drank a lot at home.
彼らは家でたくさんお酒を飲む 彼らは家でたくさんお酒を飲んだ
よく使う不規則変化の動詞
覚えにくく私たちを悩ませる不規則変化の動詞ですが、
実のところ、普段使う不規則動詞は、だいたい限られています。
なので、かけ算の九九のように、何度も音読して、覚えにくく私たちを悩ませる不規則変化の動詞ですが、
実のところ、普段使う不規則動詞は、だいたい限られています。
つい口から出ちゃうくらいにリズムで覚えてしまうと楽ですよ。
不規則動詞をさらに
不規則動詞のなかには、さらに特殊なものがあります。
「現在形と全く同じもの」
It costs 2,000 yen for lunch. → It cost 2,000 yen for lunch yesterday.
ランチに2,000円かかる 昨日、ランチに2,000円かかった
現在形はスペルも発音も同じですが、文章の前後に時制のわかる内容をつけて
過去の話ということがわかります。
「現在形とスペルは同じだが、読み方が違うもの」
I read the newspaper in the cafe. → I read the newspaper in the cafe.
私はカフェで新聞を読む 私はカフェで新聞を読んだ
現在形とスペルは同じですが、現在形 [ri:d]リード/ 過去形 [réd]レッド と、発音が違います。
会話ならよいのですが、文書やメールなどではわからないので、いつのことを指しているのか時制を明記してあげると、トラブルや勘違いがさけられます。
過去形の否定文や疑問文
be動詞の場合
be動詞の否定文主語 + wasn’t / weren’t
否定文は、be動詞の後ろに「not」をつけるだけで、過去の文章を否定したことをあらわします。
You weren’t in the meeting room.
あなたは会議室にいなかった。
be動詞の疑問文Was / Were + 主語
疑問文は、文章の頭にbe動詞をおいて、「?(クエスチョンマーク)」をつけます。
Were you in the breat room?
あなたは休憩室にいましたか?
「あなた」で聞かれているのでそれに対する答えは、「私」が主語になります。
Yes, I am (in the breat room).
はい。休憩室にいました。
No, I’m not (in the breat room).
いいえ。休憩室にいませんでした。
一般動詞の場合
一般動詞の否定形主語 + didn’t + 動詞の現在形
He didn’t call his boss
彼は上司に電話をしていません。
一般動詞の疑問文Did + 主語 + 動詞の原形
疑問文は、過去形の「did」を頭において、「?(クエスチョンマーク)」をつけます。
Did he call his boss?
彼は上司に電話をしましたか?
この質問に対する答えは、過去形の動詞で答えます。
Yes, He did.
はい。彼はしました。
No, He didn’t.
いいえ。彼はしていません。
過去形の否定文・疑問文は、過去形の動詞をそのまま使うのではなく、「do」の過去形である「did」を使います。
現在形では、主語によって動詞の形が変わりますが、
過去形のときは、主語が「I」「You」「They」「it」どれでも、「did」です。
まとめ
今回は、過去形の文章のしくみや使い方について説明してきました。
過去形ができると、時間の経過をあらわすことができるので、これだけでも内容に具体性がでてきます。
過去形主語 + 動詞の過去形
be動詞の否定文主語 + wasn’t / weren’t
be動詞の疑問文Was / Were + 主語
一般動詞の否定形主語 + didn’t + 動詞の現在形
一般動詞の疑問文Did + 主語 + 動詞の原形
長いセンテンスや、難しい単語がわからなくても、
ひとまず『主語 + 動詞』が使いこなせれば、けっこう会話が続きます。
自信がついたら「もっと長く文章を作ってみよう」とか、「もっと伝わる単語ってなにかな?」と自然と興味がわいてくるので、がんばって今回の過去形をマスターしましょう!