どうも!英会話を愛し、英会話に愛された夫婦の西木家です♪
今回は英語の聞き流しは、本当に効果があるのかどうかについてまとめました。
ネットやテレビなどで「英語を聞き流すだけで、英語がペラペラになる」といような教材を見たことはないでしょうか。
「え?聞き流しをするだけで英語ができるようになるの?」
という人がたくさんいる中で
「そんなラクな方法があるの?じゃあ、やるしかないでしょ!」
と安易にそれらの教材を購入し、「全然英語上達しないじゃん」と絶望して英会話の勉強をやめていくがいます。
実は僕もその中の一人で、英語の聞き流しの学習に2か月ほど費やしました。
同様に、僕もいくら英語の聞き流しをしても上達はしませんでした。
しかしながら、僕は効果がないと言っているにもかかわらず、実は英語の聞き流しを最近またやり始めています。
なぜ、また聞き流しをやり始めたかという理由が、今回の記事の結論となっています。
その結論を先に述べさせて頂きますと、「意味の分からない英語を聞き流しても効果はないが、自分のレベルに合った理解できる英語の聞き流しは効果がある」ということです。
それでは、さらに詳しく解説していきますのでご覧ください。
こんにちは、コノイチだよ!このブログでは日常英会話をメインとした、様々な英会話に関する情報を発信しているよ!
僕の英語の聞き流し体験
僕ってとんでもない程のめんどくさがり屋なんです。
とにかく、手間がかかることが嫌いすぎて英会話の勉強を始めたころもラクな方法はないかと探すわけです。
それでたどり着いたのが英語の聞き流しって訳です。
おそらくこの記事を読んでくれている人も、聞き流しってラクそうなイメージでやってみようか悩んでいるかと思います。
そして僕もその一人だったので、始めたわけですよ「英語の聞き流し」ってやつを・・・。
始めようと思ったその日から、Youtubeで英語の聞き流しを検索しては、暇なときに流したり、ほかの作業したりしながら聞いていたんですよ。
2か月くらいかなぁ、毎日2.3時間BGMのように流していました。
結果ですが
ほんとーーーーに意味がなかった!!
いやね、びっくりするぐらい、「意味なし!効果なし!」ですよ。
「意味なし!効果なし!」な訳なんですが、なんでこんなに僕のリスニング力が上達しなかったのか、実はこれにはちゃんと理由があるので説明していきます。
無駄な二か月を過ごしちゃったんだねぇ
そんなことならポテチ食べながらゲームしてればよかったね
いやいや、そんなこと言わないでよ!
一応勉強毎日頑張ってたんだよ!
なぜ英語の聞き流しは効果がないのか
みなさんの周りの友達などで、英語が話せる人はいますか?
いるようでしたら、どうやって話せるようになったか聞いてもらいたいのですが、その人たちはおそらく、このように言うと思います。
「英語を外国人とたくさん喋った」とか「海外の映画を英語で何度も繰り返し見た」と努力している人がほとんどだと思います。
はっきりと言わせてもらいます。
「英語の聞き流しだけで英語がペラペラになる人はいません!」
なぜこのようなことが言えるのか、それは以下の2つの理由であると考えています。
1. 聞き取れない言葉は雑音として脳に処理される
2. 聞くことと話すことは別の能力である
聞き取れない言葉は雑音として脳に処理される
これを簡単に説明できるのが洋楽で、そして皆さんも体験していることだと思います。
洋楽って聞きますよね?全然聞かないって人もいると思うのですが、テレビのCMとかで流れたりするので、いくつかの曲は知っているかと思います。
洋楽って基本的に意味を理解しないで聞いているかと思います。
何度か聞いたことがある曲でも、正直メロディだけ知っているような感じで意味って理解できてないですよね。
意味を理解しないで英語を聞いていても、言語として認識されません。
脳はただの音として処理してしまうのです。
聞くことと話すことは別の能力である
英語に慣れてない人が英語を話すときの思考はどうなっているのでしょうか。
基本的には以下の手順で考えると思います。
1.日本語を考える
2.英語の文章を作る
3.声に出して話す
このようになっています。
この作業を何度も何度繰り返し行っていくことで、あなたが日本語で話をする時のように、頭の中で考えていることが英語で瞬時に話せるようになっていくわけです。
つまり、聞き流しではこの作業がないのです。
何かスポーツをうまくなりたいとき、体を動かさずに勉強しているだけでそのスポーツが上達するでしょうか?
英語も同じように、スピーキングを伸ばすためには声に出して話をしなければ上達しません。
聞き流しというラクな方法だけでは、英会話のスキルを伸ばすことはできないのです。
英語を話せるようになるにはそれなりの努力が必要です。
ラクしてできるようになると思ってたら大間違いだよ!
人間努力を怠ったら退化する一方だよ。
なんか今日は厳しい意見が多いな。
努力します、すみません
リスニングに効果のある本当の聞き流し方法
さんざん「効果がない」と僕は言ってきたのですが、実はある方法を行うことで聞き流しでも「意味のある英語の聞き流し」となるのです。
僕はその、ある方法を行うことなく、Youtubeで英語の聞き流しを何時間も行ってしまっていたのです。
意味のある方法で聞き流しができるなら試してみたいという人は、今から説明する4つの方法を実践してみてください。
1.自分にあったレベルの英会話を使用する
2.聞く前に頭の中にイメージを作る
3.発音を意識して音読する
4.同じ英会話を何度も聞く
自分にあったレベルの英会話を使用する
まず、その聞き流しを行っている教材はあなたに合うレベルでしょうか?
ここでいう、「自分のレベルに合っている」とは、あなたがその英会話の文章を読んでみて9割以上知っている単語であるかどうかです。
それ以下の場合はもっと簡単な教材を使いましょう。
覚えていない単語が多くある教材で聞き流しすると、結構つらいです。
分からないことでつらくて、イライラしてきて、しまいには結局ただの雑音に聞こえてしまうのです。
このようなことにならないためにも、自分のレベルに合わせて教材を選んでみてください。
聞く前に頭の中にイメージを作る
実際のところ、ほとんど知っている単語でも音になると全然聞こえなくなってしまいます。
しかし、事前に英会話の内容である文章を読んで、物語や会話する内容を一度頭にイメージしてみてください。
事前準備を整えることで聞き流しの最中に無意識に、頭の中でその物語が浮かんできて英会話を聞けている感覚になれるはずです。
日本語でも他人の会話が耳に入ってきてしまい、勉強に集中できないってことが思います。
英語の聞き流しで、このような状態を作り出せれば十分に効果を発揮しています。
発音を意識して音読する
日本人が英語を聞き取れない理由の大きな原因は、日本語と英語が言語として違いすぎていることです。
イントネーションが違うっていうのは皆さん知っていると思いますが、さらに息継ぎとか強調するタイミングなどでも違いがあるのです。
そして最も重要な部分が発音です。
日本語は母音が「あいうえお」の5つしかありません。
しかし英語は「A~Z」まで26つあって、その音は日本語にはないため、日本人は訓練しなくてはならないのです。
知らない音であるから聞き取りづらいので、聞いた音をどんどんまねることで英語が聞きやすくなっていくのです。
同じ英会話を何度も聞く
あとは何度も聞いて、何度も頭の中で物語や状況をイメージしてください。
これが何回も繰り返されることによって、英語で英語を理解する、いわゆる英語脳に近づいていくのです。
僕はこれを通勤時間によくやっています。
まじで効果的ですので是非やってみてください。
努力あるのみです!
ラクな方に流されず意味ある事を続けて頑張りましょう!
そうだよ!
日々お互いに協力して英会話の上達に向けて頑張っていこう!
これからの英語の聞き流し
以上が英語の聞き流しを実践していくうえで重要なポイントになっています。
全くわからない英語の聞き流しをするのはやめましょう。
もしあなたが英語の聞き流しの教材を購入しているのであれば、上記の4つのポイントを意識して実践してみてください。
英語の聞き流しというラクで何も考えない、いわゆる思考停止状態では全く効果はありません。
このことを今日知ることができたあなたは、僕が無駄にした2か月を過ごすことなく、英語の上達を感じることができるでしょう。
コノイチさん今日も色々勉強になりました。
でもやっぱり、英会話ができるようになるには一筋縄ではいかないんですね
そーなんだよ!
英会話ができるようになった人で努力してない人はいないはずだよ
そうなんですね。
私も英会話できるようになりたいけど。ん~。どうしよう
あ!!
やっぱり、大変そうだからおかし食べながらゲームします!
さっきまでの厳しい意見はなんだったんだ。。。
まとめ
以上が英語の聞き流しにおいて、本当のリスニングの伸ばし方となっています。
僕が初めに行った英語の聞き流し体験のようなことはしないようにしてください。
いくらその方法で英語の聞き流しをしても、聞き取れない言葉は雑音として脳に処理されてしまうし、聞くことと話すことは全く別の能力を使うため、英会話の向上は期待できません。
本当にリスニングに効果のある英語の聞き流し方法は以下の4つです。
1.自分にあったレベルの英会話を使用する
2.聞く前に頭の中にイメージを作る
3.発音を意識して音読する
4.同じ英会話を何度も聞く
これから英語の聞き流し教材を利用しようと考えている方はぜひ上記のポイントに意識して学習を進めていってください。